Linuxコマンド bzip2/bunzip2（bzip2形式アーカイブに圧縮/展開する）

指定したファイル・ディレクトリをgzipより圧縮効率が良いBurrows-Wheelerブロックソートテキスト圧縮アルゴリズムを利用して圧縮・展開したり、.bz2等の拡張子が付いた圧縮ファイルを解凍するbzip2/bunzip2コマンドの概要と使用方法を記録しています。

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概要・使用方法

bzip2はgzipで利用されるLZ77/LZ78アルゴリズムよりも効率よく圧縮できます。圧縮したファイルは圧縮指定したファイルは圧縮指定したファイル名末尾に「.bz2」を付加して置き換わります。圧縮前ファイルの所有権／パーミッションは保持されます。圧縮後にファイルに同じ名前があった場合は上書きしません。上書きする場合は、-fオプションを指定します。

ファイルを指定しない場合は、標準入力からの入力をbzip2形式で圧縮します。

書式

圧縮

$bzip2 [オプション] [ファイル名・・・]

展開（解凍）

-dオプションでbzip2圧縮したファイルを展開できます。またオプションに「–」を指定できます。

$bunzip2 [オプション] [ファイル名・・・]

Bzip2は標準でインストールされていないことがあるので、その場合は「yum install bzip2」でインストールする必要がある。

オプション

【基本使用例】

ファイルを圧縮する

$bzip2 http.log 

実行結果

[centos@work sample]$ls
http.log
[centos@work sample]$bzip2 http.log 
[centos@work sample]$ls
http.log.bz2
[centos@work sample]$ 

複数ファイルの場合

$bzip2 http1.log http2.log 

ファイルを解凍する

$bunzip2 http.log.bz2 
bzip2 -d http.log.bz2 

実行結果

[centos@work sample]$ls
http.log.bz2
[centos@work sample]$bunzip2 http.log.bz2 
[centos@work sample]$ls
http.log
[centos@work sample]$ 

複数ファイルの場合

$bzip2 http1.log.bz2 http2.log.bz2