JavaScript 協定世界時の日付を求める

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JavaScriptで世界協定時の日付情報を読みだすには「Date」オブジェクトを生成します。生成時点での世界協定時の日付を取得したい場合はパラメータに何も指定せず、Dateオブジェクトを生成します。特定の協定世界時の日付の情報を得たい場合には、Dateオブジェクト生成時に日付を示す文字列を指定するか「setUTCFullYear()」などのメソッドを使って設定します。生成した「Date」オブジェクトから次のメソッドを使うことで、協定世界時の日付情報を読みだすことができます。なお、協定世界時の月を読みだす「getUTCMonth()」メソッドは実際の月よりも1少ない値になります。

協定世界時はグリニッジ標準時と同じです。協定世界時ではUTC、グリニッジ標準ではGMTと略されます。

メソッド説明
getUTCFullYear()協定世界時の西暦年4桁を返す
getUTCMonth()協定世界時の月を返す(実際の月よりも1少ない値を返す)
getUTCDate()協定世界時の日にちを返す
getUTCDay()協定世界時の曜日を返す。曜日は0から6までの数値に対応している。
0:日曜日
1:月曜日
2:火曜日
3:水曜日
4:木曜日
5:金曜日
6:土曜日
<body>
<script>
    window.addEventListener("load" , function(){
        var ele = document.getElementsByTagName("output")[0];
        //現在の日時を示すDateオブジェクト生成
        var currentDate = new Date();
        //西暦年4桁を読みだし
        var y= currentDate.getUTCFullYear();
        //月を読みだし
        var m= currentDate.getUTCMonth() + 1;
        //日にちを読みだし
        var d= currentDate.getUTCDate();
        //曜日(0から6)を読みだし
        var n= currentDate.getUTCDay();
        var day = "日月火水木金土".charAt(n);
        ele.innerHTML = y+"年"+m+"月"+d+"日("+day+")";
    }, false);
</script>
    <output></output>
</body>

現在の協定世界時の日付が表示されます。

実行結果
実行結果