JavaScript ディスプレイの表示情報を取得する
「pixelDepth」プロパティは1ピクセルあたり何ビットの情報で表示するかの値を、「colorDepth」プロパティは表示可能色数の値を、それぞれビット数で返します。たとえば、256色の場合は、65000色(Macintoshでは32,000色)の場合は16となります。
ビット数と色数は次の表のようになります。24ビットと32ビットは同じ色数になります。
ビット数 | 色数 |
---|---|
1 | 白黒 |
2 | 4色 |
3 | 8色 |
4 | 16色 |
8 | 256色 |
12 | 4096色 |
16 | 32768色 |
24 | 16777216色 |
32 | 16777216色 |
画面の解像度は、96dpi(dip=dot per inch)が基準になっています。ただし、デバイスによってはより高い解像度の場合もあります。iphoneやAndroidなどのスマートフォンでは、windowオブジェクトのdevicePixelRatioプロパティを参照します。プロパティの値が2であれば1ピクセルが画面では2px分の描画となります。
JavaScript1.2で追加された、読み出し専用のプロパティです。
- プロパティ:screen.pixelDepth
- プロパティ:screen.colorDepth
document.write("ディスプレイ深度(bits per pixel):",screen.pixelDepth);
document.write("<br>");
document.write("使用可能カラー数(bitカラー):", screen.colorDepth);