SQL道場 集計関数 STDDEV_POP/STDEVP関数
SQLで母集団標準偏差を算出するSTDDEV_POP/STDEVP関数について記載しています。
対応データベース:SQLServer Oracle Access
STDDEV_POP/STDEVP関数の文法
SELECT STDDEV_POP(列名) FROM テーブル
SELECT STDEVP(列名) FROM テーブル
引数 Arguments | 列名 Column name | |
返値 return value | 数値型 母集団標準偏差 Numeric population standard deviation |
OracleはSTDDEV_POP関数により指定されたグループの母集団標準偏差を算出します。SQL Server、AccessはSTDEVP関数により指定されたグループの母集団標準偏差を算出します。また、いずれの場合もGROUP BY句と併せて指定するとGROUP BYで指定した列のデータ毎の母集団標準偏差を算出します。
実行例
社員テーブル
社員名(EMP_NAME) | 年齢(EMP_AGE) | 性別(EMP_SEX) | 時給(EMP_SALARY) |
---|---|---|---|
山田太郎 | 35 | 男 | 1,000 |
鈴木花子 | 20 | 女 | 1,500 |
竹下次郎 | 30 | 男 | 2,500 |
佐藤梅子 | 40 | 女 | 800 |
ジュン鎌田 | 23 | 男 | 800 |
田中誠二 | 20 | 男 | 2,500 |
SQLServerの実行例
/* SQLServer 時給の母集団標準偏差を算出するサンプル */
SELECT STDEVP(EMP_SALARY) FROM [testdb].[dbo].[MST_EMPLOYEE];