SQL道場 集計関数 STDDEV_POP/STDEVP関数

SQLで母集団標準偏差を算出するSTDDEV_POP/STDEVP関数について記載しています。

対応データベース:SQLServer Oracle Access

STDDEV_POP/STDEVP関数の文法

SELECT STDDEV_POP(列名) FROM テーブル
SELECT STDEVP(列名) FROM テーブル
引数
Arguments
列名
Column name
返値
return value
数値型 母集団標準偏差
Numeric population standard deviation

OracleはSTDDEV_POP関数により指定されたグループの母集団標準偏差を算出します。SQL Server、AccessはSTDEVP関数により指定されたグループの母集団標準偏差を算出します。また、いずれの場合もGROUP BY句と併せて指定するとGROUP BYで指定した列のデータ毎の母集団標準偏差を算出します。

実行例

社員テーブル

社員名(EMP_NAME)年齢(EMP_AGE)性別(EMP_SEX)時給(EMP_SALARY)
山田太郎351,000
鈴木花子201,500
竹下次郎302,500
佐藤梅子40800
ジュン鎌田23800
田中誠二202,500

SQLServerの実行例

/* SQLServer 時給の母集団標準偏差を算出するサンプル */
SELECT STDEVP(EMP_SALARY) FROM [testdb].[dbo].[MST_EMPLOYEE];
SQLServer 時給の母集団標準偏差を算出するサンプル実行結果