SQL道場 文字列関数 RTRIM関数
SQLで文字列の右側の空白を削除するRTRIM関数について記載しています。
対応データベース:SQL Server MySQL PostgreSQL Oracle DB2 SQLite Access
RTRIM関数の文法
SELECT RTRIM(文字列) FROM テーブル
引数 | 文字列 | 文字列型 |
返値 | 文字列型 編集後の文字列が戻ります。 |
SQL Server
引数 | 文字列 | 文字データまたはバイナリ データの式。また、定数、変数、または列を指定できます。 |
削除する文字列 | 削除する必要がある文字を含む LOB 以外の任意の文字型。 | |
返値 | 文字列引数の型を持つ文字式を返します。入力文字列が NULL の場合は NULL を返します。 |
RTRIM関数は文字列の右側の空白を削除します。文字列の途中、左側の空白は削除しません。削除するのは半角スペースだけで全角スペースは削除しません。文字列の左側の空白削除する場合はLTRIM関数を使います。
| → |
|
※_半角スペース、□全角スペース
この関数はマルチバイトセーフです。SQLServerでは、省略可能な 「削除する文字列」を引数を使うには、データベースの互換性レベルを 160 に設定する必要があります。
実行例
WORKテーブル
STR | |
---|---|
_APPLE_GRAPE_BANANA_ | _(半角スペース) |
□旅行□計画□ | □(全角スペース) |
MySQLの実行例
/* MySQL 文字列の右側の空白を削除するサンプル */
SELECT STR,RTRIM(STR) FROM testdb.WORK;
SQLServerの実行例
/* SQLServer 文字列の右側の空白を削除するサンプル */
SELECT [STR],RTRIM([STR]) FROM [testdb].[dbo].[WORK];
末尾から指定した文字列を削除
/* SQLServer 文字列の左側から指定した文字列を削除するサンプル */
SELECT RTRIM('.123abc.' , 'abc.');