SQL道場 算術関数 DEGREES関数

SQLでラジアンを度に変換するDEGREES関数について記載しています。

対応データベース:SQL Server MySQL PostgreSQL DB2 Access

DEGREES関数の文法

SELECT DEGREES(数値) FROM テーブル
引数数値数値型 ラジアン角度を表した数値
返値数値型 度に変換した数値

DEGREES関数はラジアン単位の角度を度に変換して戻します。逆に度からラジアンへの変換はRADIANS関数を使います。

度数 = ( ラジアン × 180 ) ÷ π

SQLServer

引数戻り値
真数のデータ型または概数のデータ型の式を指定します。戻り値の型は、引数の入力型によって異なる。
入力の種類戻り値の型
float、realfloat
decimal(p,s)decimal(38,s)
int、smallint、tinyintint
bigintbigint
money、smallmoneymoney
bitfloat

結果が戻り値の型に一致しない合、算術オーバーフロー エラーが発生します。

実行例

MySQLの実行例

/* MySQL DEGREESを求めるサンプル */
SELECT SUTI,DEGREES(SUTI) FROM testdb.WORK;
DEGREES関数サンプル実行結果

SQLServerの実行例

/* SQL Server DEGREESを求めるサンプル */
SELECT SUTI,DEGREES(SUTI) FROM [testdb].[dbo].[WORK];
DEGREES関数サンプル実行結果