SQL道場 算術関数 ATAN/ATN関数
SQLで逆タンジェントを計算するATAN/ATN関数について記載しています。
対応データベース：SQL Server MySQL Oracle PostgreSQL DB2 Access
ATAN/ATN関数(アークタンジェント)の文法
SELECT ATAN(数値) FROM テーブル
SELECT ATN(数値) FROM テーブル| 引数 | 数値 | 実数値型 1.0から-1.0までの実数値 |
| 返値 | 実数値型 逆タンジェント |
ATAN関数は逆タンジェント（アークタンジェント（逆正接：Arc Tangent））を計算して戻します。引数には、1.0から-1.0までの実数値を指定します。戻り値は実数値型のラジアンで戻ります。「-π/2～π/2」までの実数型の数値がラジアンで返されます。SQL92/99で既定されている関数ではありませんが，多くのデータベースでサポートされています。
SQLServer
| 引数 | 戻り値 |
|---|---|
| float 型、またはラジアンで暗黙的に float 型に変換できる式を指定します。 | float |
実行例
MySQLの実行例
/* MySQL ATANを求めるサンプル */
SELECT SUTI,ATAN(SUTI) FROM testdb.WORK;
SQLServerの実行例
/* SQL Server ATANを求めるサンプル */
SELECT SUTI,ATAN(SUTI) FROM [testdb].[dbo].[WORK];