SQL道場 算術関数 ASIN関数
SQLで逆サインを計算するASIN関数について記載しています。
対応データベース:SQL Server MySQL Oracle PostgreSQL DB2
ASIN(アークサイン)関数の文法
SELECT ASIN(数値) FROM テーブル
引数 | 数値 | 数値型 1.0から-1.0までの実数値 |
返値 | 実数値型 サインが実数値型で戻る |
ASIN関数は逆サイン(アークサイン)を計算して戻します。引数には1.0~-1.0までの実数値を指定します。戻り値は実数値型のラジアンで戻ります。SQL92/99で既定されている関数ではありませんが,多くのデータベースでサポートされています。
SQLServer
引数 | 戻り値 |
---|---|
float 型、またはラジアンで暗黙的に float 型に変換できる式を指定します。 -1.00 ~ 1.00 の範囲の値のみが有効です。 この範囲外の値については、値は返されず、ASIN からはドメイン エラーが報告されます。 | float |
サインを求める場合はSIN関数を使用します。
実行例
MySQLの実行例
/* MySQL ASINを求めるサンプル */
SELECT SUTI,ASIN(SUTI) FROM testdb.WORK;
値が範囲外の場合は、NULLを返す。
SQLServerの実行例
/* SQL Server ASINを求めるサンプル */
SELECT SUTI,ASIN(SUTI) FROM [testdb].[dbo].[WORK];
範囲外の値については、値は返されず、ASIN からはドメイン エラーが報告されます。