SQL道場 算術関数 POW/POWER関数
SQLでべき乗(累乗)した値を取得するPOW/POWER関数について記載しています。
対応データベース:SQL Server MySQL Oracle PostgreSQL DB2
POW/POWER関数の文法
SELECT POW(数値1, 数値2) FROM テーブル
SELECT POWER(数値1, 数値2) FROM テーブル
引数 | 数値1 | 数値型 数値(任意の数) | ||||||||||||||
桁数2 | 数値型 数値(任意の数) | |||||||||||||||
返値 | 数値型 数値1を数値2の値で乗じた結果。数値1 | |||||||||||||||
SQLServer
|
POW/POWER関数は数値1を数値2で乗じた結果を戻します。POWER関数を使いPOWER(数値1,数値2)と指定しても同じ結果になります。MySQLはPOW/POWERどちらの関数も使用することができます。
SQLServer仕様
結果が戻り値の型に一致しない合、算術オーバーフロー エラーが発生します。
実行例
MySQLの実行例
/* MySQL べき乗のサンプル */
SELECT
pow(2,2) as POW_value1
,power(2,2) as POW_value2
,power(4,2) as POW_value3
,power(6,3) as POW_value4
,power(-6,3) as POW_value5 /* 数値1にマイナスの値を指定 */
,power(6,-3) as POW_value6 /* 数値2にマイナスの値を指定 */
;
数値2にマイナス(負)の値を指定した場合、浮動小数点の型で返されます。
SQLServerの実行例
/* SQLServer べき乗のサンプル */
SELECT
power(2,2) as POW_value2
,power(4,2) as POW_value3
,power(6,3) as POW_value4
,power(-6,3) as POW_value5 /* 数値1にマイナスの値を指定 */
;
数値2にマイナス(負)の値を指定した場合、0が返されます。