Linuxコマンド辞典 lpstatコマンド(印刷)
プリンタデーモンの状態を表示する「lpstat」コマンドの概要と使い方を記載しています。
RHEL Fedora CentOS Vine Deblan Ubuntu Plamo
参考サイト:Man page of INSTALL
概要・使用方法
書式
$ lpstat [オプション]
プリンタデーモンの状態や登録されているキューなど、CUPSの状態を表示します。
オプション
-W [completed | not-completed | all] | ジョブの一覧を表示する。completedは完了したジョブ、not-completedは未完了ジョブ、allはすべてのジョブを表示する |
-d | デフォルトで使用するプリンタを表示する |
-a[プリンタ] | 要求受付状況を表示するプリンタを指定する(デフォルトは登録されたすべてのプリンタ) |
-p[プリンタ] | 印刷可能状態かを調べる。プリンタを指定しない場合は登録されているすべてのプリンタが対象になる |
-v[プリンタ] | プリンタがどのデバイスで利用されているかを表示する |
登録されたすべてのプリンタの要求受付状況を表示する
[root@centos ~]# lpstat -a
MG6500LAN acception requests since 2020年01月01日 00時00分00秒
プリンタとデバイス名を表示する
[root@centos ~]# lpstat -v
device for MG6500LAN: cnigbe://Canon/?port=net&serial=F4-81-39-15-2F-1F
ジョブリストを表示する
[root@centos ~]# lpstat -W completed
lp1-408 rin 195584 2020年01月01日 00時00分00秒