Linuxコマンド辞典 growisofsコマンド(デバイス)
ISOイメージを作成してDVDに焼きつける「growisofs」コマンドの概要と使い方を記載しています。
RHEL Fedora CentOS Vine Deblan Ubuntu Plamo
概要・使用方法
書式
$ growisofs [オプション] mkisofsオプション
ISOイメージを作成してDVDに焼き付きます。genisoimageやmkisofsなどでは収録するデータを指定してISOイメージを作成し、wodimなどでDVDメディアに焼き付きます。growisofsは収録データを指定すれば、ISOイメージを作成してDVDメディアに焼くまで行います。mkisofsオプションにgenisoimage、mkisofsで指定できるISOイメージ作成オプションを指定できます。
オプション
-dry-run | 書き込み前に終了する |
-dvd-compat | DVD-R/DVD+RWメディア利用時にDVD-ROMメディアの互換を優先させる |
-overburn | メディア収録サイズを超えるかのチェックを行わない |
-speed=数 | 指定したスピードで書き込む |
-Z デバイス | 指定したデバイスに最初のセッションを書き込む |
-M デバイス | すでにセッションがあれば新しくマージする |
作業ディレクトリのデータをDVDメディアに焼く
$ growisofs -Zデバイスファイル名 -R -T -J -v 焼き付きディレクトリ
実行結果
[rin@localhost ~]$ growisofs -Z/dev/dvd -R -T -J -v .
ISOイメージをDVDメディアに焼く
$ growisofs -Zデバイスファイル名=isoイメージ
実行結果
[rin@localhost ~]$ growisofs -Z/dev/dvd=CentOS.iso