Linuxコマンド辞典 edquotaコマンド(デバイス)

ユーザのディスク利用容量を制限する「edquota」コマンドの概要と使い方を記載しています。

RHEL Fedora CentOS Vine Deblan Ubuntu Plamo

参考サイト:Man page of INSTALL

概要・使用方法

書式

$ edquota [-p ユーザー名] [オプション] ユーザー名
$ edquota -t

ユーザのディスク利用容量を制限します。ユーザー利用容量制限は、/etc/stabにusrquotaの設定が行われているパーティションがあり、かつそのパーティションのトップディレクトリにquota.userのファイルがあることで有効になります。edauotaはユーザの利用容量を設定するためにエディタを起動します。edauotaはユーザーの利用容量を設定するためにエディタを起動します。エディタは環境変数EDITOR、もしくはVISUALに設定されているコマンドが利用されます。

容量制限には、ソフトリミットとハードリミットという種類があります。ソフトリミットは制限した容量を超えると警告のみを出し、ハードリリミットはそれ以上の利用ができなくなります。ユーザーがどれぐらいの容量を使っているかは、requotaで調べることができます。

オプション

-u、
–user
エディタを起動して指定したユーザの容量を制限設定する(デフォルトで指定されるため明示的に指定する必要はない)
-g、
–group
エディタを起動して指定したグループの容量を制限設定する
-p ユーザー名、
–prototype=ユーザー名
指定したユーザーのクォータ設定をコピーする
-t、
–edit-period
ファイルシステムごとに猶予期間(ソフトリミット)を設定する

ユーザーのディスク利用容量を制限する

$ edquota ユーザー名

別ユーザーのクォータ設定をコピーする

$ edquota -p コピー元ユーザー名 コピー先ユーザー名