Shuttle ファンレスベアボーンPCにRockyLinuxインストールする方法

物理環境に対して、USBメモリからRockyLinuxをインストールする方法を掲載しています。

インストールに使用した機器

PC

ファンレスで静か、消費電力に少ないのでちょっとしたサーバー用途には最適です。中古市場だと、1万円切って、以下のスペックが手に入ります。

製品Shuttle ファンレスベアボーンPC Broadwell-U搭載 DS57U
プロセッサIntel Core i5-5200U 2.2GHz
メモリ8GB
HDD120GB(SSD)

USBメモリ


メーカーBUFFALO 
型番RUF3-WBE64G-WH
容量64GB 
インタフェースUSB3.1(Gen1)/USB3.0/2.0
電源USBバスパワー
特徴USBマスストレージクラス対応

RockyLinuxのISOイメージのダウンロード

以下のページにRockyLinuxISOダウンロード方法及び各ISO種類について記載しているので、そちらを参照。

RockyLinuxのインストール

USBメモリにISOファイルを焼くためのソフトウェアをダウンロード

Rufus (ルーファス) は、ISOイメージから起動可能なUSBフラッシュドライブを簡単に作成することができます。こちらのサイトからダウンロードすることができます。

起動可能なUSBフラッシュドライブ(USBメモリなど)を作成したり、フォーマットをするためのソフトウェアです。また、ブートディスクを作成するツールよりも2倍ほど高速に作成することができます。
今回はLinuxのインストールでしたが、Windowsのブートメディアを作成することもできます。

ブータブルメディアの作成

「rufus-3.18.exe」を実行します。exeのみで実行可能です。

rufus-3.18.exeアイコン

デバイスからISOを焼き込みたいUSBメモリを選択します。

rufus-3.18.exeメイン画面

RockyLinuxのISOファイルを選択します。

rufus-3.18.exe ISOイメージ選択ダイアログ

その他の設定は基本的にデフォルトのままでOKです。

スタートボタンを押します。

rufus-3.18.exe メイン画面

ISOイメージモードで書き込むを選択します。

rufus-3.18.exe 警告メッセージ

はいを選択します。

rufus-3.18.exe 警告メッセージ

すでにUSBメモリにデータが保存されている場合は、警告メッセージが表示されるので、問題なければOKボタンを押します。

rufus-3.18.exe 警告メッセージ

準備完了で、USBメモリに焼き込み完了です。

rufus-3.18.exe 作成完了後のメイン画面

念のためUSBメモリ内のファイルを確認します。

USBメモリ内のファイル構造

PC起動

物理PCのUSBポートにUSBメモリを接続して、電源を入れます。

起動時に、キーボードのF7を押して、USBメモリから起動するようにします。ここでは、「USB Flash DISK」を選択します。

起動画面

RockyLinuxのインストール

RockyLinuxのインストール画面が起動。「Install Rocky Linux 8 」を選択します。

Rocky Linux 8 インストール画面

RockyLinuxのインストール方法は以下のページに記載されています。

無事、RockyLinuxが起動しました。

Rocky Linux 8 メイン画面