HTML辞典 textarea要素の解説

複数行にわたるテキスト入力欄を設置する<textarea>タグの使用方法を掲載

HTML5

対応ブラウザ

ruby要素,rb要素,rt要素、rp要素、rtc要素 対応ブラウザ:chrome
ruby要素,rb要素,rt要素、rp要素、rtc要素 対応ブラウザ:firefox
ruby要素,rb要素,rt要素、rp要素、rtc要素 対応ブラウザ:safari
ruby要素,rb要素,rt要素、rp要素、rtc要素 対応ブラウザ:ms edge
ruby要素,rb要素,rt要素、rp要素、rtc要素 対応ブラウザ:ms ie
ruby要素,rb要素,rt要素、rp要素、rtc要素 対応ブラウザ:opera

カテゴリー・コンテンツモデル

要素カテゴリーコンテンツモデル
textarea要素
  • インタラクティブコンテンツ
  • サブミット可能なフォーム関連要素
  • パルパブルコンテンツ
  • フレージングコンテンツ
  • フローコンテンツ
  • ラベル付け可能なフォーム関連要素
  • リスト可能なフォーム関連要素
テキスト

グローバル属性(共通)

HTML共通で指定できるグローバル属性について

textarea要素 書式・概要

インラインレベル要素

<textarea name="名前" rows="行数" cols="幅">~</textarea>

textarea要素は、複数行のテキスト入力フィールドとして表示されます。

<textarea>~</textarea>の範囲に記述した文字は、このフィールドにあらかじめ入力された状態で表示されます。name属性で指定する名前は、フォームの内容を受信した時にデータを見分けるためなどに使用します。rows属性とcols属性は、その環境において入力に支障のない領域を確保するためのもので、rows属性のデフォルト値は2,cols属性のデフォルト値は20になっています。

使用できる属性

autofocus(オート・フォーカス)

【論理属性】

Webページが読み込まれた際に、自動的にボタンにフォーカスが移ります。

<button autofocus>~</button>

disabled(ディスエーブルド)

【論理属性】

ボタンを無効にします。

<button disabled>~</button>

form(フォーム)

任意のform要素に付与したid属性値を指定することで、関連付けを行います。対応ブラウザでは、form要素の外にボタンがあった場合でも、送信が可能です。※以前はJavaScriptで対応して部分になります。

cols(カラムス)

テキスト入力欄の幅を文字数で指定できます。(初期値は20)

<textarea cols="50">~</textarea>

dirname(ディレクショナリティ・ネーム

送信するデータの書字方向に関するクエリ値のクエリ名を指定します。

ltr左から右
rtl右から左(アラビア語など一部の言語)

maxlength(マックス・レンス)

選択肢の複数選択を可能にします。select要素の選択肢やアップロードするファイルを「Ctrl」キーなどを押しながらクリックすることで、負k数の対象を選択可能です。

name

データが送信される際のクエリ名を設定します。

placeholder(プレースホルダー)

入力コントロールにあらあじめ表示されるダミーテキストを指定します。値に改行コードを含めることはできません。

rows(ロウズ)

テキスト入力欄の高さを文字数で指定します。

<textarea rows="50">~</textarea>

readonly(リード・オンリー)

フォームの入力コントロールを閲覧者が編集できないようにします。フォーム送信時に値は送信されます。

wrap(ラップ)

テキスト入力欄における折り返しの指定を行います。

soft入力したテキストは入力欄の幅で自動的に折り返されますが、送信されるクエリには折り返しは反映されません。(初期値)
hard入力したテキストは入力欄の幅で自動的に折り返され、送信されるクエリにもその折り返しが反映されます。

required(レクワイアド)

入力コントロールへのデータ入力や選択が必須になります。この属性が指定された入力コントロールに値がない場合、対応するブラウザーではフォームの送信が行われません。

使用方法

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <title>textareaタグ サンプルページ</title>
    <meta charset="uft-8"><!-- 文字コード指定 -->
  </head>
  <body>
      <form action="https://kcfran.com/send" method="post">
          <p>メッセージ</p>
          <textarea name="message" rows="20" cols="100"></textarea>
          <div>
              <input type="submit" name="submit" value="送信">
          </div>
      </form>
  </body>
</html>

chromeブラウザ実行結果

chrome


Firefox ブラウザ実行結果

Firefox


edgeブラウザ実行結果

edge


operaブラウザ実行結果

opera