HTML辞典 select要素、option要素、optgroup要素、datalist要素の解説

プルダウンメニューを表す<select>タグ、選択肢を表す<option>タグ、選択肢のグループを表す<optgroup>タグ、入力候補を提供する<datalist>タグの使用方法を掲載

HTML5

対応ブラウザ

ruby要素,rb要素,rt要素、rp要素、rtc要素 対応ブラウザ:chrome
ruby要素,rb要素,rt要素、rp要素、rtc要素 対応ブラウザ:firefox
ruby要素,rb要素,rt要素、rp要素、rtc要素 対応ブラウザ:safari
ruby要素,rb要素,rt要素、rp要素、rtc要素 対応ブラウザ:ms edge
ruby要素,rb要素,rt要素、rp要素、rtc要素 対応ブラウザ:ms ie
ruby要素,rb要素,rt要素、rp要素、rtc要素 対応ブラウザ:opera

カテゴリー・コンテンツモデル

要素カテゴリーコンテンツモデル
select要素
  • インタラクティブコンテンツ
  • サブミット可能なフォーム関連要素
  • パルパブルコンテンツ
  • フレージングコンテンツ
  • フローコンテンツ
  • ラベル付け可能なフォーム関連要素
  • リスト可能なフォーム関連要素
0個以上のoption要素またはoptgroup要素
option要素

なし

  • option要素がlabel属性及びvalue属性を持つ場合、空
  • option要素がlabel属性を持つがvalue属性を持たない場合、テキスト
  • option要素がlabel属性を持たない場合、要素内の空白文字ではないテキスト
optgroup要素なし0個以上のoption要素
datalist要素
  • フレージングコンテンツ
  • フローコンテンツ
フレージングコンテンツまたは0個以上のoption要素のいずれかを記述

グローバル属性(共通)

HTML共通で指定できるグローバル属性について

select要素 書式・概要

インラインレベル要素

<select 属性="属性値">~</select>
<!- メニュー -->
<select name="名前">
    <option value="送信値"></option>
    <option selected></option>
</select>
<!- リストボックス -->
<select size="行数" name="名前" multiple>
    <option value="送信値"></option>
    <option selected></option>
</select>

メニューを表示させるには、select要素とoption要素を使用します。メニュー全体を<select>~</select>で囲って示し、その中に選択肢を表す<option>~</option>を必要な数だけ配置します。

<option>~</option>の間に表示させるテキストを入力します。valueを省略した場合は、テキストが選択された項目として送信されます。

size属性を指定した場合は、リストボックスとして表示されます。表示しきれない場合はスクロールバーが自動的に表示されます。

使用できる属性

autofocus(オート・フォーカス)

【論理属性】

Webページが読み込まれた際に、自動的にボタンにフォーカスが移ります。

<select autofocus>~</select>

disabled(ディスエーブルド)

【論理属性】

ボタンを無効にします。

<select disabled>~</select>

form(フォーム)

任意のform要素に付与したid属性値を指定することで、関連付けを行います。対応ブラウザでは、form要素の外にボタンがあった場合でも、送信が可能です。※以前はJavaScriptで対応して部分になります。

multiple(マルチプル)

【論理属性】

選択肢の複数選択を可能にします。select要素の選択肢やアップロードするファイルを「Ctrl」キーなどを押しながらクリックすることで、負k数の対象を選択可能です。

<select multiple>~</select>

name

データが送信される際のクエリ名を設定します。

required(レクワイアド)

入力コントロールへのデータ入力や選択が必須になります。この属性が指定された入力コントロールに値がない場合、対応するブラウザーではフォームの送信が行われません。

option要素 書式・概要

使用方法

<option 属性="属性値"></option>

option要素はselect要素、datalist要素の選択肢を生成します。

使用できる属性

disabled(ディスエーブルド)

【論理属性】

ボタンを無効にします。

<option disabled>~</option >

label(ラベル)

【必須属性】

選択肢のグループにラベルを指定します。空ではない文字列を指定する必要があります。

<option label="xxxxx">~</option >

selected(セレクテッド)

【論理属性】

初期状態で選択された項目を示す。

<option selected>~</option >

value(バリュー)

【必須属性】

選択肢のグループにラベルを指定します。空ではない文字列を指定する必要があります。

<option value="xxxxx">~</option >

プルダウンメニューのサンプル

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <title>selectタグ サンプルページ</title>
    <meta charset="uft-8"><!-- 文字コード指定 -->
  </head>
  <body>
      <form action="https://kcfran.com/send" method="post">
          <select name="area">
              <option value="">お住まいの都道府県を選択してください。</option>
              <option value="北海道">北海道</option>
              <option value="青森県">青森県</option>
              <option value="秋田県">秋田県</option>
          </select>
      </form>
  </body>
</html>

chromeブラウザ実行結果

chrome


Firefox ブラウザ実行結果

Firefox


edgeブラウザ実行結果

edge


operaブラウザ実行結果

opera

リストメニューのサンプル

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <title>selectタグ サンプルページ</title>
    <meta charset="uft-8"><!-- 文字コード指定 -->
  </head>
  <body>
      <form action="https://kcfran.com/send" method="post">
          <select name="area" size="4">
              <option value="">お住まいの都道府県を選択してください。</option>
              <option value="北海道">北海道</option>
              <option value="青森県">青森県</option>
              <option value="秋田県">秋田県</option>
          </select>
      </form>
  </body>
</html>

chromeブラウザ実行結果

chrome


Firefox ブラウザ実行結果

Firefox


edgeブラウザ実行結果

edge


operaブラウザ実行結果

opera

optgroup要素 書式・概要

<optgroup label="ラベル">~</optgroup>
<option value="送信値"></option>

select要素とoption要素で作成されたプルダウンメニューにおいてメニューの選択肢をグループ化します。optgroup要素のlabel属性の値は、グループのラベル(見出し)としてメニューに表示されるものですので、必ず指定してください。

使用できる属性

disabled(ディスエーブルド)

【論理属性】

ボタンを無効にします。

<optgroup disabled>~</optgroup >

label(ラベル)

【必須属性】

選択肢のグループにラベルを指定します。空ではない文字列を指定する必要があります。

<optgroup label="xxxxx">~</optgroup >

使用方法

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <title>selectタグ サンプルページ</title>
    <meta charset="uft-8"><!-- 文字コード指定 -->
  </head>
  <body>
      <form action="https://kcfran.com/send" method="post">
          <select name="area">
              <option value="">所属地域を選択してください。</option>
              <optgroup label="東北地方">
                  <option value="青森県">青森県</option>
                  <option value="秋田県">秋田県</option>
              </optgroup>
              <optgroup label="関東地方">
                  <option value="栃木県">栃木県</option>
                  <option value="茨木県">茨木県</option>
              </optgroup>
          </select>
      </form>
  </body>
</html>

chromeブラウザ実行結果

chrome


Firefox ブラウザ実行結果

Firefox


edgeブラウザ実行結果

edge


operaブラウザ実行結果

opera

datalist要素 書式・概要

<datalist 属性="属性値">~</datalist>

datalist要素は閲覧者に入力候補を表示します。入力候補の選択肢はoption要素を使用します。option要素以外のテキストを入力することもできます。

使用方法

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <title>datalistタグ サンプルページ</title>
    <meta charset="uft-8"><!-- 文字コード指定 -->
  </head>
  <body>
      <form action="https://kcfran.com/send" method="post">
          <span>地域を入力してください。</span>
          <input type="text" name="area" list="arealist">
          <datalist id="arealist">
                  <option value="青森県">青森県</option>
                  <option value="秋田県">秋田県</option>
                  <option value="栃木県">栃木県</option>
                  <option value="茨木県">茨木県</option>
          </datalist>
      </form>
  </body>
</html>

chromeブラウザ実行結果

chrome


Firefox ブラウザ実行結果

Firefox


edgeブラウザ実行結果

edge


operaブラウザ実行結果

opera