Linuxコマンド辞典 whoコマンド(ユーザ/グループ管理)

ログイン中のユーザを表示するwhoコマンドの概要と使い方を記載しています。

RHEL Fedora CentOS Vine Deblan Ubuntu Plamo

参考サイト:Man page of INSTALL

概要・使用方法

ログインしているホストに、ほかの誰がログインしてどのような処理を行っているのか確認することができます。表示内容はユーザ名、端末名、ログイン日時、接続元アドレスが表示されます。

書式

$who [オプション]

オプション

-a,
–all
「who -b -d –login -p -r -t -u’」と同様。
-b,
–boot
最後にシステムがブートした時刻のみを表示する。
-d,
–dead
死んだプロセスを表示する。 そのプロセスの終了コードなどの EXIT フィールドを追加で表示する。
-l,
–login
ログインしているプロセスのみを表示する。
-m`who am i’ と入力するのと同じ。
-p,
–process
init によって生成されたプロセスのみを表示する。
-q,
–count
ログインしているユーザの名前と人数のみを表示する。 他のオプションは無効になる。
-r,
–runlevel
現在のランレベルのみを表示する。
-s,
–short
NAME, LINE, TIME カラムのみを表示する (これがデフォルトである)。
-t,
–time
システムクロックが最後に変更された時刻を表示する。
-u,
–users
現在ログインしているユーザと IDLE フィールドを表示する。
-w,
-T,
–mesg,
–message,
–writable
ログイン名の後に、 そのユーザのメッセージ状態を表す文字を付け加える:

ログインユーザを表示する

# who

実行結果

[centos@i-host ~]$ who
centos   pts/0        2022-03-16 22:30 (99-999-99-999.xxxx.xxxxx.jp)
centos   pts/1        2022-03-18 13:14 (99-999-99-999.xxxx.xxxxx.jp)
1    2      3         4

whoコマンドで表示される情報

ログインユーザ名
ログイン端末名
ログイン時刻
ログインホストのホスト名、またはIPアドレス