Linuxコマンド mktemp(一時ファイル/ディレクトリを作成する)

一時ファイル/ディレクトリを作成するmktempコマンドの概要と使い方を記載しています。

RHEL Fedora CentOS Vine Deblan Ubuntu Plamo

参考サイト:Man page of INSTALL

概要・使用方法

サイズがゼロの一時ファイル/ディレクトリを作成します。テンプレートに指定された名前でファイルかディレクトリを作成します。指定していない場合は「tmpxxxxxxxxxx」で作成されます。

テンプレートに「X」を利用すると任意の文字を入れてファイル名を作成します。

書式

$mktemp [オプション] [テンプレート]

オプション

-d,
–directory
ディレクトリを作成する
-q,
–quite
ファイル/ディレクトリの作成中にエラーが出ても表示しない
-p ディレクトリ名指定したディレクトリにファイルを作成する
-u,
–dry-run
実際にはファイル/ディレクトリを作らない

【基本使用例】

ファイルを圧縮する

$mktemp -t testXXX

実行結果

[centos@work work]$ mktemp -t testXXX
/tmp/test3ws

カレントディレクトリに一時ファイルを作成する

サンプル

$mktemp -p .

実行結果

[centos@work work]$ mktemp -p .
./tmp.aJoIU4c7F8
[centos@work work]$ ls
tmp.aJoIU4c7F8
[centos@work work]$