JavaScript WebSocketが使用可能か調べる
JavaScriptでは、サーバーと通信する手段がいくつか用意されています。多く利用されているのが、非同期通信を使ったものです。これは、「XMLHttpRequest」オブジェクトを利用して通信を行います。ただし、チャットやゲームなどでリアルタイムにデータをやり取りする用途には向いていません。リアルタイムにサーバーとやり取りする方法として、WebSocketがあります。WebSocketは、その名の通りソケット通信を行います。これはサーバーとクライアント側双方向で通信ができるため、チャットやゲームに利用するには便利です。WebSocketが使えるかどうかは、windowオブジェクト内にWebSocketオブジェクトがあるかどうかを調べます。なお、WebSocketオブジェクトがない場合は、undefinedになります。
<body>
<script>
window.addEventListener("load", function(){
var ele = document.getElementsByTagName("output")[0];
//WebSocketオブジェクトが使用できるか調べる
if(window.WebSocket){
ele.innerHTML = "WebSocketは使用できます。";
}else{
ele.innerHTML = "WebSocketは使用できません。";
}
}, false);
</script>
<h1>WebSocketが使用できるか調べる</h1>
<output></output>
</body>
WebSocketが使用できる場合は、以下のように表示します。