JavaScript 時刻を設定する

最終更新日

JavaScriptでは、生成した「Date」オブジェクトに用意されたメソッドを使うことで時刻を生成することができます。時刻を設定できるメソッドは、次のとおりです。

メソッド説明
setHours()
setMinutes()
setSeconds()
setMilliseconds()ミリ秒

パラメータは、範囲を超えてた場合でもエラーにはなりません。たとえば、「setMinutes(90)」とすると、Dateオブジェクトで示される時刻に90分加算されます。これは他のメソッドでも同じです。正数だけでなく負数も指定可能です。setSeconds(-100)だと100秒前に設定されます。また、日付と時刻を同時に設定したい場合、Dateオブジェクトを生成する際に日付と時刻を示す文字列を設定します。

 <body>
<script>
    window.addEventListener("load" , function(){
        var ele = document.getElementsByTagName("output")[0];
        //現在の日時を示すDateオブジェクトを生成
        var currentDate = new Date();

        //12時3分45.678秒設定
        currentDate.setHours(12);
        currentDate.setMinutes(3);
        currentDate.setSeconds(45);
        currentDate.setMilliseconds(678);

        //時間を指定してオブジェクトを生成
        var myDate = new Date("Sat Feb 15 2013 12:03:45 GMT+0900(JST)");

        ele.innerHTML = currentDate + "<br>"
        ele.innerHTML += myDate; 

    }, false);
</script>
    <output></output>
</body>

設定した時刻のDateオブジェクト情報が表示されます。なお、Dateオブジェクトを文字列に変換して表示した場合、ブラウザによって結果が異なります。

実行結果
実行結果