JavaScript 時刻を求める(h時m分s.ms秒)
JavaScriptで時刻を読みだすには「Date」オブジェクトを生成します。生成時点の時刻を取得したい場合はパラメータに何も指定せず、Dateオブジェクトを生成します。時刻などのリアルタイムに時刻を表示するような場合、その都度、「new Date()」としてオブジェクトを生成し、そのオブジェクトから時刻を読みだす必要があります。
Dateオブジェクトの時刻に関するメソッド
メソッド | 説明 |
---|---|
getHours() | 時を返す。24時間制なので0から23までの整数値を返す。 |
getMinutes() | 分を返す。0から59までの整数値 |
getSeconds() | 秒を返す。0から59までの整数値 |
getMilliseconds() | ミリを返す。0から999までの整数値 |
JavaScriptの「Date」オブジェクトで扱える限界
JavaScriptのDateオブジェクトは、1970年1月1日午前0時からの秒数を元に処理が行われています。これはJavaScript独自の処理ではなく、UNIXで使用されている日付/時刻処理を利用しているためです。この時刻処理は32ビット長で秒数をカウントするため、協定世界時の2038年1年19日3時14分7秒を超えると正しい日付処理が行えない問題があります。
<body>
<script>
window.addEventListener("load" , function(){
var ele = document.getElementsByTagName("output")[0];
//現在の日時を示すDateオブジェクトを生成
var currentDate = new Date();
//時間(0から23)を読みだし
var h= currentDate.getHours();
//分(0から59)を読みだし
var m= currentDate.getMinutes();
//秒(0から59)を読みだし
var s= currentDate.getSeconds();
//ミリ秒(0から999)を読みだし
var ms= currentDate.getMilliseconds();
ele.innerHTML = h+"時"+m+"分"+s+"."+ms+"秒";
}, false);
</script>
<output></output>
</body>