JavaScript 文字と文字コードを変換する

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文字から文字コードに変換するには「charCodeAt()」メソッドを使います。パラメータには変換したい文字の位置を指定します。「0」が最初の文字を示し、以後、1ずつ増加します。文字コードから文字に変換するには、「String.fromCharCode()」メソッドを使います。パラメータには文字コードを指定します。String.fromCharCode()メソッドは変換したい文字コードの数だけ、「,(カンマ)」で区切って列挙することで一括して文字コードから文字に変換します。

文字コードについて
コンピュータで使用される文字には、「文字コード」が割り当てられています。文字コードには複数の種類があります。現在のWebで多く利用されているのはUTF-8になります。他にも日本語の場合は、Shift JISやEUCがあります。主な記号と英数字はどの文字コードでも共通していますが、それ以外の部分はHTMLファイルに依存します。同じ文字であっても、UTF-8の文字コードで保存されている場合は、UTF-8でのコードを返します。Shift JISであれば、Shift JISでの文字コードを返すことになります。

<body>

<script>
    window.addEventListener("load" , function(){
        var ele = document.getElementsByTagName("output")[0];
        //文字列を変数に代入
        var str = "あいうえお";
        for(var i=0; i<str.length;i++){
            //文字コードに変換
            var code = "0x" + str.charCodeAt(i).toString(16);
            ele.innerHTML += code+"<br>";
        }

        ele.innerHTML += "<hr>"
        //文字コードから文字に変換
        for(code=0x41; code <= 0x5a; code++){
            //文字コードから文字に変換
            var str = String.fromCharCode(code)
            ele.innerHTML += str;
        }
    }, false);
    
</script>
    <output></output>
</body>
実行結果
実行結果