SQL道場 変換関数 CAST関数
SQLでデータ型を変換するCAST関数について記載しています。
対応データベース:SQLServer MySQL Oracle PostgreSQL DB2 ANSI
目次
CAST関数の文法
SELECT CAST(変換する値 AS 変換する型) FROM テーブル
SELECT CAST (value to convert AS type to convert) FROM table
引数 | 変換する値 | 変換する値 |
変換する型 | ||
返値 | 変換後の値 |
CAST関数は指定された値を指定された型に変換します。変換できない型を指定した場合はエラーになります。変換後の型に変換前と同じ型を指定することも可能です。この場合、あわせて有効長を変更することもできます。
OracleはTO_CHAR、TO_DATE、TO_NUMBERをCAST関数と同じように利用できます。SQL ServerはCONVERT関数をCAST関数と同じように利用できます。DB2はINTEGER型に変換する場合は、INTEGER関数が、VARCHAR型に変換するためにはVARCHAR関数を利用できます。
実行例(Execution example)
MySQLの実行例(MySQL Example)
/* MySQL 数値から文字列に変換するサンプル */
SELECT CAST(123.456 AS VARCHAR)
/* MySQL 文字列から日付型に変換するサンプル */
SELECT CAST('2023-01-01' AS DATE)
SQLServerの実行例(Example of executing SQLServer)
/*SQL Server 数値から文字列に変換するサンプル */
SELECT CAST(123.456 AS VARCHAR)
/*SQL Server 文字列から日付型に変換するサンプル */
SELECT CAST('2023-01-01' AS DATE)