SQL道場 文字列関数 CONV関数

数値を指定した進数の文字列に変換するCONV関数について記載しています。

対応データベース:MySQL

CONV関数の文法

SELECT CONV(数値,変換前の進数,変換後の進数) FROM テーブル
引数数値(N)数値型 文字列型
返還前の進数(from_base)数値型
変換後の進数(to_base)数値型
返値文字列型 変換後の文字列

CONV関数は数値を、進数の違う数値に変換し文字列で返します。最小の進数は2で、最大は36です。変換後の進数が負数なら、数値は符号付の数になります。

数値を異なる基数間で変換します。 基数 from_base から基数 to_base に変換された数値 N の文字列表現を返します。 引数のいずれかが NULL である場合は、NULL を返します。 引数 N は整数として解釈されますが、整数または文字列として指定される場合もあります。 最小の基数は 2 で、最大の基数は 36 です。 from_base が負数の場合、N は符号付き数値とみなされます。 それ以外の場合は、N は符号なしとみなされます。 CONV() は 64 ビット精度で動作します。

https://dev.mysql.com/doc/refman/8.0/ja/mathematical-functions.html#function_conv

実行例

MySQLの実行例

カンマで文字列を連結します。

/* 数値を指定した進数の文字列に変換するサンプル */
SELECT CONV('FF',16,10),CONV('1011',2,10),CONV('FF',16,8),CONV('1011',2,16);
CONV関数サンプル実行結果