SQL道場 文字列関数 CHR/CHAR関数

ASCIIコードを文字に変換するCHR/CHAR関数について記載しています。

対応データベースSQL Server MySQL Oracle PostgreSQL DB2 Access

CHR/CHAR関数の文法

SELECT CHR(数値) FROM テーブル
SELECT CHAR(数値) FROM テーブル
引数数値数値型 任意の数値
返値文字型 文字が戻されます。

SQL Server,MySQLのCHAR関数はASCIIコードを文字に変換します。Oracle,PostgreSQL,DB2,AccessのCHR関数はASCIIコードを文字に変換します。数値に対応する文字がない場合はNULLが返されます。文字をASCIIコードに変換する場合はASC/ASCII関数を使います。

実行例

MySQLの実行例

MySQLはCHAR関数の引数は1つ以上、任意の数を指定できます。

/* ASCIIコードを文字に変換するサンプル */
SELECT CHAR(65,66);
CHR/CHAR関数サンプル実行結果

レコードにセットされているASCIIコードを文字に変換する。

/* レコードにセットされているASCIIコードを文字に変換する。 */
SELECT ASCIISTR,ascii(ASCIISTR) FROM testdb.WORK;
CHR/CHAR関数サンプル実行結果

SQLServerの実行例

/* ASCIIコードを文字に変換するサンプル */
SELECT CHAR(65)
CHR/CHAR関数サンプル実行結果

レコードにセットされているASCIIコードを文字に変換する。

/* レコードにセットされているASCIIコードを文字に変換する。 */
SELECT ASCIISTR,ascii(ASCIISTR) FROM testdb.WORK;
CHR/CHAR関数サンプル実行結果