SQL道場 算術関数 ATAN2/ATN2関数

SQLで2つの引数から逆タンジェントを計算するATAN2/ATN2関数について記載しています。

対応データベースSQL Server MySQL Oracle PostgreSQL DB2

ATAN2/ATN2関数の文法

SELECT ATAN2(数値1,数値2) FROM テーブル
※MySQL PostgreSQL Oracle
SELECT ATN2(数値1,数値2) FROM テーブル
※SQL Server
引数数値数値型 1.0から-1.0までの実数値
返値数値型 逆タンジェント

ATAN2/ATN2関数は指定した2つの引数に対数逆タンジェント(アークタンジェント)を計算して戻します。引数には1.0~-1.0までの実数値を指定します。戻り値は実数値型のラジアンで戻ります。ATAN2関数は偏角を求めるときに便利です。

SQL92/99で既定されている関数ではありませんが,多くのデータベースでサポートされています。

SQLServer

引数戻り値
float 型float

実行例

MySQLの実行例

/* MySQL ATAN2を求めるサンプル */
SELECT SUTI,ATAN2(SUTI,1) FROM testdb.WORK;
ATAN2/ATN2関数サンプル実行結果

SQLServerの実行例

/* SQL Server ATN2を求めるサンプル */
SELECT SUTI,ATN2(SUTI,1) FROM [testdb].[dbo].[WORK];
ATAN2/ATN2関数サンプル実行結果