Linuxコマンド辞典 sdparmコマンド(デバイス)

SCSIデバイスの属性表示や変更/コマンド送信を行う「sdparm」コマンドの概要と使い方を記載しています。

概要・使用方法

書式

$ sdparm [オプション] [デバイス・・・]

SCSIデバイスの設定を表示や変更を行い、SCSIコマンド(一部)を実行します。SATAの普及により、SCSIのHDDを見るタイミングは減りました。sdparmはhdparmのSCSIデバイス用コマンドです。SCSIコマンドも実行でき、–command=stopと実行すれば対象デバイスを止めることができます。

オプション

-a
–all
デバイスの得られる限り詳細情報を表示する
-l
–long
属性の詳細を表示する
-C コマンド
–command=コマンド
指定したSCSIコマンドを実行する
-g パラメータ
–get=パラメータ
指定したパラメータの結果を表示する
-s パラメータ
–set=パラメータ
指定したパラメータを設定する

SCSIディスクの状態を表示する

$ sdparm --long デバイスファイル名

DVDドライブのトレイをイジェクトする

$ sdparm --command=eject /dev/sr0 #DVDトレイをオープンする
$ sdparm --command=close /dev/sr0 #DVDトレイをクローズする