Linuxコマンド辞典 calコマンド(ユーティリティ)

カレンダーを表示する「cal」コマンドの概要と使い方を記載しています。

RHEL Fedora CentOS Vine Deblan Ubuntu Plamo

参考サイト:Man page of INSTALL

概要・使用方法

書式

$ cal [オプション] [[月] 年]

カレンダーを表示します。月と年を指定すればその月のカレンダーを表示します。何も指定しない場合は今月のカレンダーを表示します。ディストリビューションによってはcalを提供するパッケージが異なる場合があり、オプションも異なるケースがあるようです。

オプション

-h「今日」をハイライトで表示する
-y年を指定するとその年の12か月分のカレンダーを表示する。指定が無い場合は当年の12ヵ月分のカレンダーを表示する
-3先月、今月、来月のカレンダーを表示する
-m指定した月のカレンダーを表示する(bsdmainutils)
月曜日始まりのカレンダーを表示する(util-linux)
-s日曜日始まりのカレンダーを表示する(util-linux)
-A 数指定した数か月後までのカレンダーを表示する(bsdmainutils)
-B 数指定した数か月後までのカレンダーを表示する(bsdmainutils)
-1今月のカレンダーを表示する(デフォルト)

カレンダーを表示する

$ cal

実行結果

[rin@localhost ~]$ cal
      11月 2022     
日 月 火 水 木 金 土
       1  2  3  4  5
 6  7  8  9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30         
                    
[rin@localhost ~]$ 

年月を指定してカレンダーを表示する

$ cal 月 年

実行結果

[rin@localhost ~]$ cal 4 2020
      4月 2020      
日 月 火 水 木 金 土
          1  2  3  4
 5  6  7  8  9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30      
                    
[rin@localhost ~]$