Illustrator 作業画面
Illustratorには便利な機能を持ったメニューやツールが数多くなります。ここでは、Illustratorの作業画面について解説しています。
Illustratorのウィンドウ
Illustratorは、以下の画面で作業を進めていきます。表示されるパネルの種類や位置は、自由に変えることができます。また、ツールバーの機能についてもカスタマイズが可能です。
コントロールパネル
コントロールパネルは、現在の操作に応じてメニューやパネルの主な設定項目を表示します。マウスカーソルの移動が少なくなるので、設定変更が素早く行えます。表示させたい項目は右端のパネルメニューで設定することができます。
メニューバー
メニューバーには、Illustratorの主な操作メニューが表示されます。作業環境の設定やイラストの管理・編集はこのメニューから行います。
ドキュメントの管理メニュー
オブジェクト関連メニュー
オブジェクト関連メニュー
テキスト関連メニュー
オブジェクト関連メニュー
オブジェクト関連メニュー
作業環境のメニュー
作業環境メニュー
ヘルプメニュー
ツールボックス
ツールボックスには、Illustratorの描画作業に必要な道具が納めれています。
隠れたツールの表示方法
隠れたツールがある場合、ツールの右下に矢印があります。表示させるには、対象のツール上の矢印(❶)を左クリックし続けます。隠れたツールがリストとして表示されるので、目的のツールまでマウスカーソルを移動させマウスボタンを放します。
ツールグループを分離させる
❶矢印のあるツール上を左クリックし続けます。隠されたツールが表示されますので、❷メニュー端の矢印にマウスカーソルを移動させ放します。
ツールメニューが切り離されます。
ツールバーの基本と詳細表示の切り替え
ツールバーのツール表示を機能を絞った基本版とすべての機能を表示する詳細版を切り替えることができます。
「メニュー」の「ウィンドウ」→「ツール」→「基本」と「詳細」のどちらかを左クリックします。
基本
詳細
パネル
描画したイラストや文字はパネルを使って調整を行います。
3Dとマテリアル
CGライブラリ
インターネットを介したCreativeCludライブラリに保存されたデータを表示します。
CSSプロパティ
Illustrator上で作成したオブジェクトの設定をWebで使用するスタイル設定に変換します。
SVGインタラクティビティ
SVG保存されたデータがWebブラウザーで表示された際に、ユーザーのアクションに応じた動作を設定できます。
アクション
Illustrator上の一連の作業を登録しておくことで、自動で作業を行います。
アセットの書き出し
アピアランス
線・塗り・効果など、パスやオブジェクトに割り当てられた設定を表示します。
アートボード
アートボードの順序などを管理ます。
カラー
塗りや線の色を、数値で設定します。下段のバーをクリックしても色の指定ができます。
カラーガイド
作成した色を元にさまざまな色のバリエーションを表示します。調和のとれた色の使い方ができます。
グラデーション
グラデーションの色の変化や角度、形状などを設定します。
グラフィックスタイル
アピアランスを登録して、作業中のイラストに適用します。
コメント
シンボル
イラストをシンボルとして登録します。
スウォッチ
よく使う色やパターン、グラデーションの設定などを登録して使うことができます。
ドキュメント情報
作業をしている書類についての情報を表示します。
ナビゲーター
モニタ画面に表示している範囲を赤枠で表示します。
バージョン履歴
パスファインダー
合体・型抜き・分割など、オブジェクトを組み合わせて形状を変化させます。
パターンオプション
オブジェクトから簡単にパターンを作成します。
ヒストリー
ブラシ
ブラシの登録や選択を行います。
プロパティ
リンク
配置している画像を管理します。
レイヤー
イラストを描画しやすいように、階層に分けて管理します。
分割・統合プレビュー
透明部分の分割・統合結果をプレビュー表示します。
分版プレビュー
CMYKカラーでドキュメントを作成している時にインクごとの表示切り替えを行います。
変形
パスやオブジェクトの位置とサイズを数値によって設定します。
変数
宛名や住所、写真などのバリエーションを関連データから自動で作成します。
属性
パスやオブジェクトの属性に関する設定が行えます。
情報
マウスカーソルの位置や選択範囲の大きさを表示します。
整列
指定した基準で整列・分布させます。
OpenType
OpenTypeフォントがもつ機能を設定します。
タブ
字形
書体が持つ字形を表示します。
文字
テキストの書体や大きさなどに、文字に関するさまざまな設定をします。
文字スタイル
文字のスタイルを登録できます。スタイルが適用されたテキストは一括で変更できます。
段落
テキストの揃え方やインデントなど、段落構成に関する設定をします。
段落スタイル
段落のスタイルを登録できます。スタイルが適用されたテキストは一括で変更できます。
画像トレース
ビットマップ画像などをベクタデータに変換します。
線
線の太さや先端の形状、破線の間隔などを設定します。
自動選択
自動選択ツールで選択されるパスやオブジェクトの範囲を設定します。
透明
イラストに透明効果を設定します。
パネルの表示・非表示
「メニュー」の「ウィンドウ」を左クリックします。❷の位置に各パネルの一覧が表示されますので、表示する場合は、メニューを左クリックしてチェックを付けます。逆に非表示にする場合は、左クリックでチェックを外します。非表示については、パネルの右上にある×ボタンでも可能です。
パネルメニューの表示
パネルメニューボタンを左クリックすると、各パネルに関するオプションメニューが表示されます。アイコンパネル化ボタンを左クリックすることで、アイコン化します。
カラーパネルのアイコン化
パネルのドッキング
マウスをドラッグすることで、パネル同士を重ねるとドッキングすることができます。
ドッキング前
ドッキング後
パネルの外周にドッキングする
ドッキング前
ドッキング後
パネルの一括非表示
「tabキー」を押すことで、ドキュメント以外のウィンドウを一括で表示⇔非表示を切り替えることができます。
非表示前
非表示
shiftキー+tabキーでパネルだけを非表示にすることもできます。
非表示前
非表示