VOXELAB 3Dプリンター PLA Pro (PLA+) フィラメント（ホワイト）レビュー

「VOXELAB 3Dプリンターフィラメントホワイト」をVOXELAB Aquila 3Dプリンターで印刷してみた感想及び印刷時の注意点や強度、他のフィラメントとの質感比較等を記載しています。

商品情報
使用した感想
- 他素材との質感比較
印刷環境・スライサー設定
フィラメント保管方法

商品情報

ブランド	Voxelab
型番	PLA PRO
原材料	トウモロコシの粒から抽出・精製された生物由来の素材で、無臭で人体に無害
寸法精度	+/- 0.02 mm
重量	2.2 ポンド（‎998 g）
直径	1.75 ミリメートル
製品サイズ	20 x 20 x 6.5 cm
色	ホワイト
材質	PLA
保証について	初期不良交換
商品の重量	‎1kg
スプール直径	7.87インチ – スプール幅: 2.56インチ – スプールハブ穴の直径: 2.1インチ

・【プレミアムPLAフィラメント】詰まらず、気泡が入りにくい、絡まない、歪みが少ない、完璧な3DプリンターPLAフィラメント1.75mmで、滑らかで安定した3D印刷体験を実現し、印刷部品は表面仕上げになっています。
・【1kg (2.2ポンド) スプール】スプールサイズ: Φ200mm/7.87インチフランジ、Φ53mm/2.1インチハブ穴、幅65mm/2.56インチ。フィラメント寸法精度1.75 +/- 0.02mm。 PLAフィラメントは収縮と歪みを最小限に抑えます。
・【真空パッケージ】湿度の低レベルを維持するため、乾燥剤で真空密封されています。密封されたパッケージを開いてから、脆くなったり、ノズルが詰まったりするのを防ぐため、乾燥した状態にしておいてください。
・【技術仕様】推奨押出/ノズル温度190°C – 220°C、正味重量1kgスプール、ホットベッド25°C – 60°C。
・【幅広い互換性】すべての一般的な1.75mm FDM 3Dプリンターと完璧に調和します。高い安全性能。Reach、CE、ROHS、MSDA認定済み。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08JTX742F/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o05_s00?ie=UTF8&th=1

推奨プリント条件設定:

推奨押出/ノズル温度：190°C – 220°C、
ホットベッド：25°C – 60°C。

使用した感想

「VOXELAB 3Dプリンターフィラメントホワイト」は、2０００円台で購入することができます。他のフィラメントと比較すると低価格に設定されています。印刷のしやすさという点では、特別な設定は必要なく、PLAのプロファイルで問題なく印刷することができます。フィラメントのよれやほつれなどもありません。

ただ、質感は「VOXELAB 3Dプリンター」に付属してきた、PLAフィラメントは硬質でつるつるした表面で、PETGに近い質感ですが、かなりABSに近い質感になっています。弾力性がありソフトな手触りです。若干柔らかめな印象です。

また、印刷時もPLAなのに反りが見受けられます。反りに関してはプラットフォーム温度を高めに設定するか、「Pitシワなし」をプラットフォーム表面に塗ることで反りは回避できると思います。

他素材との質感比較

「VOXELAB 3Dプリンターフィラメントホワイト」ですが、下記モデルで印刷した場合、強度に関しては他のフィラメントと比較してもあまり変わりません。指で一定の力を加えるとどのフィラメントも同じくらいの力でパキと割れます。質感は、ABS素材に近くソフトな質感です。指で曲げるとABSと同様しなりがあります。

印刷環境・スライサー設定

使用した3Dプリンター：VOXELAB Aquila 3Dプリンター

VoxelMakerの場合は、Auila PLAプロファイルのヘッドとプラットフォームの温度をフィラメントの推奨印刷条件で設定することで印刷することができます。

「VOXELAB Aquila 」のプロファイルでは、ヘッド温度が200℃で設定されていますが、「VOXELAB Aquila 3Dプリンター」で印刷する場合は、プラットフォームに定着しなかったので、220℃まで温度を上げて印刷しています。これは、ヘッドとプラットフォームの隙間にもよるかもしれませんが、少なくても私の環境では、ヘッド温度が２００℃では、印刷中にプラットフォームからフィラメントが剥離してしまい印刷されませんでした。