【商品レビュー】Ankun ABS 3Dプリンター用フィラメント

「Ankun ABS 3Dプリンター用フィラメント素」をVOXELAB Aquila 3Dプリンターで印刷してみた感想及び印刷時の注意点や強度、他のフィラメントとの質感比較等を記載しています。

各フィラメントの解説はこちら

商品情報

ブランドAnkun
寸法精度+/- 0.02 mm
重量1 キログラム
直径1.75 ミリメートル
製品サイズ21.4 x 21.2 x 7 cm
材質ABS
保証について初期不良交換
商品の重量‎1kg

【ABS フィラメント特徴】従来の脆いABSと比較して、Ankun ABS 3Dプリンターフィラメント最大の強みは優れた機械的特性です。特に耐衝撃性、耐摩耗性、引張強度、靭性・曲げ疲労性が高く、耐熱性にも優れています。不純物が少ない、ノズル詰まりはありません。またキズなどもできることが少なく、「消耗品」にも最適です。

【高精度±0.02mm】3Dプリンターのフィラメントが巻かれているスプール軸穴の直径は1.75mmです。非常に狭い公差で直径精度許容誤差はわずか /- 0.02 mm以内に制御され積層粘着性が良く、造形中の剥がれ等の現象が起きる事は決してありません。スムーズにプリントが可能で3Dプリンターと3Dペンに適しています。

【エコな材質】環境に優しい材質で高品質3Dプリンター用ABSフィラメント、無毒、無刺激より安全で環境にやさしい材料。他の材質と比べると粘着性と柔軟性にやや優れており、強度があります。曲げや伸びに耐性があります。ABSフィラメントの強みとして、造形後の後加工が比較的容易です。表面の研磨や接着、塗装なども対応しています。

【3D ABSフィラメント仕様】ノズル温度:220℃〜240℃。プレート温度:100℃-120℃。印刷速度:50-100 mm / s。破断点伸び:25%。重量と長さ:1.75mm(1KG)= 395M。気泡係数:100%気泡フリー。対応機種:FDM 3Dプリンター、3Dプリントペン。

【真空密閉包装】弊社の3Dプリンタフィラメントは最適な保管状態に簡単に保ち、真空密閉包装状態で出荷しております。真空密閉包装を開く前にほこりや汚れが付きません。

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推奨プリント条件設定:

  1. ノズル温度:220℃〜240℃
  2. プレート温度:100℃-120℃
  3. 印刷速度:50-100 mm / s
  4. 破断点伸び:25%
  5. 重量と長さ:1.75mm(1KG)= 395M
  6. 気泡係数:100%気泡フリー
  7. 対応機種:FDM 3Dプリンター、3Dプリントペン

使用した感想

「Ankun ABS 3Dプリンター用フィラメント素材」は、2000円台で購入することができるリーズナブルなABSフィラメントになっています。ただし、「polymaker 」と比較すると印刷時のプラスチック臭さや反りやすさ、フィラメントのよれやほつれがあります。

また、印刷時時にヘッドに送り込む際、フィラメントとギアが擦れカスみたいなものが溜まりますので「エアダスター」などでメンテナンスする必要があります。

印刷時は、ABS素材のため高めの温度で印刷する必要があります。

他素材との質感比較

PLAと比較して、かなり柔軟性があります。触り心地はマット的なもしくは、ソフト的な手触り感です。以下は、素材ごとに作成したモデルですが、正直、下記のモデルでは強度については、どのフィラメントも同様でした。しいてあげれば、SainSmart製のPETGが一番強度がありません。あとは、手触り(ソフト感)やしなりがあるかどうかくらいです。

強度や質感に関しては、Ankun製とPolymaker製では特に違いはありませんでした。

PLA、ABS、PETG比較画像

印刷環境・スライサー設定

使用した3Dプリンター:VOXELAB Aquila 3Dプリンター

ABSスライス設定画像
ABSスライス設定画像

印刷時の注意点

VOXELAB Aquila 3Dプリンターのヘッド=250℃、プラットフォーム=110℃に設定します。ベース印刷速度は、50mm/sに設定します。ABSはなるべく高い温度で印刷する方が良いです。特にプラットフォームの温度が低いと剥がれたり、反ったりしやすいです。

印刷時に冷却しながら印刷してますが、ABS素材は基本的に「起動しない」に設定しておきます。冷却すると収縮が起き印刷中に反り返ってきます。

ABSの反り完全制覇

無策だと下記のように印刷中に上方に反ってきます。

ABS印刷時の反り画像
ABS印刷時の反り解説画像

ABSクラック。クラックは、冷えると上方に反ってくるため下の層と剥離することによって起きます。

ABSクラック画像

ABS反り対策1

ABS素材を3Dプリンターで印刷するときは、プラットフォームに「PiTシワなし」を塗りましょう。これで、プラットフォームから剥がれることはなくなります。これは、「polymaker 」や「Ankun 」でも同じです。ABSフィラメント全般的に必要と思われます。

PiTを塗る画像

ABS反り対策2

「VOXELAB Aquila 3Dプリンター」に限った対策になります。印刷が開始されると、なぜか?「Fan speed」が38となっています。Fanが回っていると印刷中にABSを冷却してしまうので、コンソールから「Fan speed」を0に設定変更します。ABS素材はなるべく高温状態で印刷するのがポイントです。

VOXELAB Aquila 3DプリンターFanSpeed設定画像

「VOXELAB Aquila 3Dプリンター」の場合、印刷が開始されると「Fan speed」が0に修正します。

VOXELAB Aquila 3DプリンターFanSpeed設定画像

ABS反り対策3

印刷後は、下記のように重しをしておきます。完全に冷えて固まるまで、反らないように上から圧力をかけます。ABSは、印刷中はプラットフォームやヘッドで環境温度が高いので収縮は少ないのですが、印刷後(プラットフォームの温度が下がるため)は、急激に冷えるので反ってきます。また、反ったことで造形が上方に押されクラックが入りやすくなります。

※下記の例では、5時間ほど放置しておきました。

ABS重し画像

完成!

Ankun ABS 3Dプリンター用フィラメント素材を使用した印刷結果画像

フィラメント保管方法

フィラメントの保管は、透明なクリアケースに除湿剤をいれて保管しておきましょう。すべてダイソーで揃います。

すなりん

サイトの管理者「すなりん」です。現役のシステムエンジニアをしてます。要件定義からテスト、プロジェクトマネージャー、顧客調整、社内インフラなんでもこなします。いわゆるフルスタック・エンジニアです。 仕事柄色んな技術や製品を扱うことが多く、なかなか覚えているもの大変ですし、しばらくすると忘れてしまうことが多いので、自分なりの形で技術情報やIT関係の情報を掲載しています。 個人で仕事の合間をみながら記事の投稿やサイトを更新していますので、誤字や間違った内容があったりもしますので、閲覧者はご理解の上ご利用ください。

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